どーも! セールス森田です!!
先日「パチンコライターとライターの違いを考えてみた」という記事をアップしましたが、もうひとつ大きな違いを発見しました。
それは「普通のライターはよほど有名にでもならない限りサインを書くことはないが、パチンコライターは無名でもサインを求められることがある」ということ。パチンコライターのファンの方ってコアな方が多いので、僕レベルのライターでもたまにサインを求められることがありました。最初はびっくりしましたよ。「サインください」なんて宅急便の人にしか言われたことなかったですからね。
例えば売れていなくても高みを目指しているタレントの卵なら、
とでも言って胸張って書くんでしょうが、僕レベルの若手男パチンコライターのサインなぞ、どう考えても価値なんてつくわけもないと本人が思ってしまっていたので、ただ恥ずかしい気持ちしかないんですよ。特にサインを書いている姿を第三者に見られるのが恥ずかしいんですよね。「えっ、セールス森田にサインもらってる…笑」みたいに思っているのなら、僕も全く同じ気持ちです。書くときは「胸張って書いてるわけじゃないから!!」と心の中で何度も言っています。そもそも最初はサインを考えることすら恥ずかしかったわけで……。
ということで「○○さんに考えてもらった」という言い訳を作るため”ある行動”にでました。当時、2ヶ月に一度開催していたハリセンボンさんのトークライブを毎回観に行っていました。そのライブはトークがメインなのですが、最後に「お悩み相談のコーナー」があったのです。そのコーナーは、悩みがあるお客さんが手を挙げて、ハリセンボンのお二人がその悩みに対する回答を色紙に一筆したためる、といった内容のもの。これがあまり手が挙がらないことを常連の僕は知っていました。真剣過ぎる悩み相談は200人くらいの人が見つめるなかで言えるわけないし、そもそも重い悩みを抱えている人はお笑いライブに来ないですからね。そこで思い切って「サインを考えてください!!」と言おうと思ったわけです。それまでは見ているだけだった私も、ちょうどいい塩梅の質問だと思い、緊張しながら手を挙げました。
珍しい悩み相談に会場が少しザワザワしました。そして考え始める2人……。
すると春菜さんが
と僕に聞いたので、
と言うと
と、有名な「じゃねーよツッコミ」をしてもらうことができました。でも、これボケで言ったんじゃなくて、本当にブタのイラストだと思ったんです……。
すると春菜さんが自分のサインを書き始めました。そのサインがこちら
モニターに映し出された瞬間に僕が言いました。すると春菜さんが
と再びツッコミ。
春菜さんによると、これはハリセンボンだそうです。でも僕は今でも思います、コレはブタだと……。まぁ言われてみればそうかもしれないけど。うーん、納得できん。
でもまぁ本気で勘違いしていたことで、素人としては100点満点のウケを頂きました。もちろん春菜さんのツッコミありきですけど、それでも気持ちいいもんですな。そして考えてもらったセールス森田のサインですが、お一人ずつ案を出していただき、はるかさんの方を採用させていただきました。
それがコチラ
シンプルでいいですよね。
ちなみに書き間違えている「SMT」は、セールス森田の略。ご自身のサインでHSB(ハリセンボンの略)と書いているとのことで「私のイズムを受け継いで」と言われました。それ以降、サインを求められることがあれば必ずこれを書いています。パチンコ雑誌を離れてからは滅多に書かなくなりましたが、それまで少しでも「芸能人ごっこ」ができたのは良い思い出です。
これを書いていて、改めてなぜサインを書くのが恥ずかしいのかわかった気がします。昔から僕は、「誰かにサインを求められて、有名でもないくせにスラスラ書いていたら”イタイやつ”と思われる」思っていたからなのかもしれません。「お前ごときが自分のサインを考えていたのかよ」と思われる気がしたからこそ、誰かに考えてもらったという言い訳がほしかったし、その誰かが芸能人ならネタにもなると思ったわけです。「ハリセンボンさんに考えてもらった」というのは実際に言ったこともありますし、声に出さずとも心の中では何度も言いました。今となっては、書いてとお願いされているのは事実だったんだから、そのときだけでも芸能人ヅラして堂々と書けばよかったと思います。ということで、セールス森田にもう一度「芸能人ごっこ」をさせてくれる人募集中ですっ!!
じゃあ今度書いて貰おう😊
僕のでよろしければいつでも書きます!!