どーも!セールス森田です。
今回は最近話題になっている、源さんのゴト行為についての情報をまとめて紹介します。
2021年4月現在、P-WORLDの設置台数ランキング1位の『P 大工の源さん 韋駄天』。右打ち中の爽快感溢れる演出と、出玉スピードの早さから人気を博し、中古の販売価格が定価を大きく上回るほどの超人気機種となりました。導入から一年が経過した現在も高い人気を誇っている源さんのゴト情報が出回ったのは、4月の中旬ころ。ホール関係者がTwitterで、ゴトの報告と犯人の写真をツイートしたことからこの話題が一気に広まりました。
ゴト手口について
手口としては、通常時に右打ちして電チューに玉を入れて大当りさせるというもの。電チューの小当り率は1/2.06で、一種二種混合タイプのため「小当り≒大当り」となります。もちろん、電チュー入賞のため100%超源RUSHにも突入し、簡単に玉を出すことができるわけです。ただ普通に右打ちしても電チューに玉が入ることはありません。ゴト師は台をこじ開け、通常時に右打ちしても電チューに玉が行くように改造するのです。細かい手口はわかりませんが、ザックリ言うとこんな感じ。あの爽快感溢れる超源RUSHにたった数玉で突入できるのですから、そりゃ簡単に大量の玉を出すことができますよね。
被害は甚大
ゴト情報をツイートした「ジェームス柳橋」さんによると、3台合計で約48500玉抜かれたとのことでした。出玉としての被害も大きいですが、このゴトは単に出玉を抜くという意味だけでなく、今1番人気の台に傷をつけているということが罪深いことです。正直人気のない機種なら、撤去してしまえば被害は防げます。それが年間1位クラスの超人気機種となれば簡単に撤去もできません。ゴトが一度でも行われ、傷がつけられた台に関しては撤去せざるを得ないでしょう。この機種の中古台販売価格を考えると、単なるゴトではない罪の重さがあると考えられます。
パチンコ店の対策
最近はどこのホールも警戒中のポスターを貼り、人気機種を守るために必死で対策しています。ゴト師もさすがにやりにくい状況になっているかと思いますが、設置率ナンバーワンの機種で、しかも最近ライトバージョンもリリースされたので、まだまだ警戒が必要です。
また、「初当りで3ラウンドor9ラウンドの大当りデータが確認された場合、交換をお断りさせて頂きます」との警告が貼られているホールもあります。ただこの機種の少しやっかいなことは、通常時に3ラウンドor9ラウンドとなる「小当り」が存在するということ。確率は「1/65536」と引けずに終わる人の方が多いレベルですが、全くないわけではないので「初当り3ラウンドor9ラウンドを引いたら完全に無効」というのも難しいでしょう。なお、その小当りを引いたときの演出はゴト行為で無理やり電チュー入賞させたときと同じ「ロングフリーズ」が発生します。隣の人がこれを引いていたら、ほんの少しだけゴトを疑ってみてください。もしこの演出が1日2回以上出た人はゴトの可能性大ですね。
ゴトを見かけたら
このゴトは台を開けることが必要なので、複数人のチームで動いています。他の客がいた場合、声をかけて気を逸らすとの情報もありました。もし大工の源さんの近くで打っていて、不審な声の掛けられ方をしたら少し疑ってみましょう。そして怪しい動きをしている人がいたら、すぐに店員さんに報告してください。今やどのホールにもこのゴト情報は回っているため、警戒中のポスターが貼られているホールが増えましたが、ホールだけでなく客としてもできることはしないといけません。パチンコ店から犯罪者を撲滅するために、ユーザー側も可能な限り協力しましょう。