パチンコ

マニアが語る『ブラマヨ吉田のガケっぱち‼︎』が面白い3つの理由

どーも! セールス森田です!
今日は私の人生を変えた番組『ブラマヨ吉田のガケっぱち‼︎』について書こうと思います。

↓↓下の黄色い枠の部分は1年前に書いた文章です。

番組開始から8周年を迎えた今もなお、パチンコ番組としては異例の人気を誇っている『ブラマヨ吉田のガケっぱち‼︎』。CS番組としてサイトセブンTVで放送されているだけでなく、同時にYouTubeのKYORAKUチャンネルでも公開されているため、誰でも簡単に視聴することができる番組だ。今回はこの番組の面白さと人気の秘密を、本日公開のガケっぱち‼︎にゲスト出演する筆者が、当番組のマニアとして独自視点から解説をします。

このような書き出しでまとめたweb記事をアップする予定だったのが、ちょうど1年前のこと。1回目の緊急事態宣言を受けて、SPA!がギャンブル記事をしばらくアップしないこととなり、この記事はなかったことになりました。個人的には番組側の許可さえ降りれば出せる状態になっていただけに、やるせない気持ちになったことを覚えています。

そして1年が経ち、番組は新型コロナ対策でマスクを着用して収録するようになったり、放送が不定期になったりと、だいぶ変わってしまいました。それでも、ファンとしては「終わらなくてよかった……というのが本音としてあります。不定期でも観られるだけありがたいです。

このブログでは過去に2度、ガケっぱちについて書いていますが、今日は1年前に日刊 SPA!で出すつもりだった記事をそのまま載せたいと思います。

ブラックマヨネーズ吉田さんのハイレベルなパチンコ力

ブラックマヨネーズ吉田さんの著書『人生は、パチンコで教わった。』によると、吉田さんは芸人として売れる前にパチンコ店で社員として働き、その後2年間はパチプロとして生活をしていたそうです。このエピソードだけでも、他の”パチンコ好きタレント”とはパチンコのレベルが違うことがわかります。そして実際に番組を観ても、吉田さんのパチンコ力の違いが如実に現れているシーンがありました。

それは♯22でのことです。『CRぱちんこ ウルトラマンタロウ 戦え‼︎ウルトラ6兄弟』を実践していた際、通常時に出玉なしの突然通常が発生しました。この機種において出玉なし通常があり得るのは、電チューの振り分けのみ。つまり、ひと昔前の京楽台にあった「お助け電チュー解放」が発生し、電サポが開いて入った玉が1/392.4に当選したということ。そしてそれが20%の出玉なし通常を引いてしまったのです。しかもこのお助け電チューは、演出に成功して発生したロング開放ではなく、たまに一瞬だけパカっと開くタイプのショート開放。この瞬間に玉が入るだけでも珍しいのに、その1回転で1/392.4に当選し、さらにそこで悪い方の20%を引いて出玉なし。パチンコユーザーにも理解するのが難しい最悪の奇跡が吉田さんに降りかかりました。おそらくこの状況が発生したら誰しもが戸惑うだろうし、理解できない人も多いはず……。そして、パチンコ実践の展開を表すかのような強風のなか撮影したエンディングで、吉田さんはこの事象についてこう表現しました。

あそこにある旗がバァーっと飛んできてサクッと頭に刺さって死ぬくらいの確率や!!

この表現がとにかく凄い!! どれだけ奇跡的なことか表現しつつ、強風に煽られていた旗を用いて伝えられる人は他にいるでしょうか。吉田さんのような、パチンコ力がハイレベルな一流のお笑い芸人さんは、パチンコ界における唯一無二の存在なのだということを見せつけたシーンでした。

今までのパチンコ番組になかったアプローチ

吉田さんの著書である『人生は、パチンコで教わった。』によると、パチンコの収支で生計を立てていた時期があるようなので、吉田さんは完全に正攻法を理解している「勝てるパチンカー」ということがわかります。決してオカルトを重視した立ち回りをするパチンカーではありません。それでも吉田さんは、視聴者にパチンコの”おもしろさ”を伝えるために、あえてオカルトの「必殺技」を繰り出しています

こちらのWikipediaをご覧ください

ブラマヨ吉田のガケっぱち‼︎Wikipedia

このWikipediaには、今まで披露した必殺技が載っています(ほとんど私が書きました)。1番代表的な技は「イナズマPUSH。ボタンPUSHする際に、イナズマを落として強制的に大当りさせるというオカルトの必殺技です。

こういった必殺技を、勝ち方をわかっている人がやっているというのが面白いポイント。以前、吉田さんは大阪のテレビ番組『マヨブラジオ』にて「パチンコの大当りは玉がヘソに入った瞬間に決まっている」と発言しており、ボタンPUSHのオカルトなんてないことは当然理解しています。それでも面白いパチンコ番組をつくるために、これだけ多くの技を編み出したのです。単なるオカルトではなく、ひとつひとつにお笑いのネタが組み込まれているオカルトを繰り出していく番組は、他に観たことがありません。こういった面白いオカルトを繰り出すからこそ、パチンコを少しでも打ったことある人なら全員が楽しめる番組になっているんだと思います。


吉田さんのパチンコ番組に対する取り組み方がアツい

数年間パチンコライターをやっていた私からすると、タレントさんのパチンコ番組に対する姿勢は少々気になることがあります。ガケっぱちにおいても、ゲスト出演した とある芸人さんが、同期の芸人仲間が売れていく話をしたときに、「僕のレギュラーなんか地上波のパチンコ番組1本ですよ。完全に足踏み状態ですわ」と発言していました。地上波のゴールデン番組を目指している芸人さんの発言として理解できないこともないですが、パチンコ番組に出演していることを「足踏み」と言われてしまうと、さすがに引っ掛かります。パチンコ番組のことを”たかがパチンコ番組”と思っている芸能人はいるでしょうが、観ている側はたかがなんて思っていません。少なくとも心の底から楽しんで観ている私としては、足踏みの真っ只中にいる芸人さんの実践を観たいと思えませんでした。

しかし、吉田さんは違います。パチンコ遊技中に起こった喜怒哀楽を、吉田さん特有の天才的な表現で視聴者に伝え、パチンカーである視聴者が共感できるコメントを残してくれます。どの番組でも変わらない、全力で面白いモノを作ろうとしている吉田さんの姿勢。ここもガケっぱち激アツポイントのひとつです。

この熱い姿勢は番組の外でも発揮されています。吉田さんはYouTubeの配信日にほぼ毎回Twitterで告知を行っていて、過去には告知をしなかった京楽マスコットキャラクター「たぬ吉」に対して「なぜ告知しないんだ!」と怒りのツイートを投げかけていました。自分がMCをやっている番組の告知をしない公式Twitterに対し、怒りを示す演者の方を他でみたことがありますか? このことからも、それだけ自分の番組を大切にしているという心意気が伝わってきて、私はますますファンになりました。

これらのことを踏まえて私が主張したいのは、パチンコ番組に対して真剣に取り組んでいる芸人さんは、ある意味希少な存在であり、一流の芸人さんとなると尚更希少な存在だということです。吉田さんの番組に対する姿勢の熱さが視聴者に伝わっているからこそ、ガケっぱちは長年愛されるパチンコ番組になっているのだと思います。

まとめ

以上がガケマニアが語る「ガケっぱちが面白い3つの理由」でした。本当は5つの理由だったのですが、さすがに長すぎてカットしました。そんなマニアが出演した1年前の回が気になる方はこちらからご覧ください。

ブラマヨ吉田のガケっぱち‼︎ 394

ブラマヨ吉田のガケっぱち‼︎ 395

マニアの私としては、もう一度出たい気持ちもありますが、それ以上にどんな形でもいいから続いてほしいという気持ちでいます。続いてくれればそれだけで十分です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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