どーも！セールス森田です。
今日はパチンコライターとライターって全然違うよねってことを書きたいと思います。
以前、パチンコ雑誌の原稿で「パチンコライターとその他のライターはAV女優と女優くらい違う」と書いたことがありました。たしか100文字程度のちょっとした原稿だったのですが、編集の方から「書き直してもらおうかと思ったよ。だってAV女優に失礼じゃん」と言われたのです。まぁ結局そのまま載りましたが、なんとなくモヤッとした気持ちが残ることに……。自分としては、大きく括ったらジャンルは同じだけど、ひとつのワードを付けるだけで似て非なるものになるということが言いたかっただけ。パチンコライターのこともAV女優のことも卑下したわけではありません。そもそもその例えで「AV女優に失礼」と言ったその編集の方は、パチンコライターを卑下しているように感じました。仮にその意味合いが伝わらなかったとしても、失礼とまではならないかと思います。
例えばくりぃむ上田さんの「加藤あいと阿藤快くらい違うよ」という例えツッコミに対して、阿藤快さんが「失礼だろ！」と言ってくる、みたいなことですからね。でもこればっかりは実際にAV女優の方がどう捉えるかだし、人によっても意見は変わるでしょう。個人的には、パチンコ雑誌の100文字程度の原稿に書いてある分には問題ないかと思ったのですが……。まぁこんなところにまでコンプライアンスを考えなくてはいけないのが”今の時代”ということなのでしょうね。
例えの話はこのあたりにして本題に入ります。もともとパチンコライターとは、パチンコ雑誌の原稿を書く人だったわけですよね。それがテレビのパチンコ番組にライターが出るようになり、雑誌にDVDが付くようになり、書く人から”出演する人”に変わっていきました。僕自身、パチンコライターになる1〜2年ほど前は、「パチンコライター＝パチンコ番組に出る人」という認識だったと思います。さすがにパチンコライターを目指し始めたときには「基本的にはパチンコ雑誌の記事を書く人」になっていましたが、周りのライター志望を見ていると「テレビに出たい！ 有名になりたい！」みたいな人ばかりだったのは事実です。
パチンコライターになってから、演者ではなく文章をリスペクトしていた先輩から「書きたいなんて1ミリも思っていない。カメラの前で喋っているだけでいい」と聞いてショックを受けたこともありました……。別に人の生き方なんでどうでもいいですけど、それにショック受けている時点で僕もライターと名乗るなら書けないとダメだ！という側になっていたのかもしれません。
個人的には、今も胸張ってライターと名乗れるほどのレベルではないですが、書くことに対しての向上心は持っています。パチンコ雑誌からの仕事に依存していたときから「他ジャンルの書く仕事をしたい」と思っていたので、周りの人とは別の方向を向いている感覚がありました。それは演者は向いていないことに早い段階で気付いたというのもありますが……。
そして、今ではパチンコの仕事はなくなり、様々なことを書くようになりました。パチンコ雑誌のときは経験しなかった「文字起こし」や「対面取材」など、いわゆるライターの仕事を初めて経験し、改めて思ったことがあります。それはパチンコライターとライターはまるで別モノであるということ。だからこそ、しっかり別の言葉として使い分けなくてはいけないと思いました。例えば最近、パチンコ雑誌に「ここ最近は毎日新台を打っています。俺ってライターの鑑だよね？」という文章があったのですが（そもそもなんだこの文章？っていうのはおいといて）、そこは“パチンコライター”って書いた方がいいと思うんです。別にパチンコの新台を打つことがライター全体が見習うべき姿ではないんで。
まぁ少し長くなりましたが、結論としては
ライターは
書くことが好きでやっている人
パチンコライターは
パチンコが好きでやってる人であり、書くのはなんなら嫌いな人の方が多い
というのが決定的な違いです。
ちなみに僕がライターとしてリスペクトしているパチンコライターさんは、森本レオ子さん、奈良崎コロスケさん、グレート巨砲さんなどなど。特に森本さんが書いた文章は全部読みたいと思っているので、一時期は月額有料会員になってブログを読んでいるほどでした（ご本人にはこれ以上気持ち悪いと思われたくなくて言えなかったです）。
とまぁ今日はライターとパチンコライターについて書いてみました。これパチンコライターの人に読まれたら恥ずかしいなぁ〜、と少しでも思った自分はまだ三流。しっかりと向上心を持ち、一流を目指してこれからも書いていこうと思います。
