パチンコ

打ち子の致命的ミスでシンフォギア2のパンク発生! 軍団リーダーの表情に笑いを堪えられなかった話

 パチンコ屋の特定日を狙い、優秀な台を占拠してひたすら玉を共有しながら打ち続けるパチンコ軍団。日給をもらってパチンコを打たされている”打ち子”たちは、正直パチンコで勝てる知識はないことでしょう。だって勝ち方を知っているなら、自分で打った方が効率的に稼げることくらいわかりますから。勝ち方を知らない人がSNSの募集を見て集まり、小遣い稼ぎにやってくる……。マナーが悪いのはどこの軍団でもありますが、ルールすら守っていない軍団もあります。自分しか使用してはいけない会員カードを使い回す、なんてことはザラ。金さえ稼げればなんでもいいんでしょうか……。とまぁ、軍団に対しては嫌悪感を抱いている私ですが、半年ほど前に痛快なシーンを目撃してしまいました。

 その日私は、とある大型店の熱いと言われる特定日に抽選を受け、朝からシンフォギア2を打ち始めました。すると隣で打っていたのが、明らかに初心者パチンカー。保留が4つ溜まってSPリーチに発展しているのに、ひたすら玉を打ち続けています。「あからさまな初心者の4パチ打ちは珍しいなぁ」なんて思いながら見ていると、恐ろしい形相をした刈り上げヘアーの中年男性がやってきました。何を言ってるかは聞こえませんが、そこからその初心者パチンカーは保3止めを開始。そこで、彼が軍団の打ち子だったことに気付きました。

 その後も、おそらく軍団リーダーである中年男性が何度も指示を出しにきます。その指示は隣で打つ私の耳にはほとんど届かないものの、あるタイミングでひとことだけ「当たってラウンドが終わったら……」と聞こえました。

「ラウンドが終わったら代わってくれって言ったのかな? まぁシンフォギア2の技術介入度は低いけど さすがにこの素人には打たせられない、とでも思ったんだろう」

会話の流れや指示の内容を予想しつつ打っていると、その彼の台が大当り。素人っぽい感じの右打ちを横に見つつ、ラウンドが終わったらどうするのか気にしなって仕方がありませんでした。

 そしてラウンドが終わり最終決戦へ。しかし彼は普通に打ち続けました。「あれ? 聞き間違いだっか?」なんて思っていると、彼の台は最終決戦での「絶唱」が発生して大当り。

すると彼はおもむろに立ち上がりました。

「いやいや、このタイミングで席立つのは……」

そして、パンクへのカウントダウンがスタート!! 口パクで何かを訴える響が液晶に映し出され、数字が刻々と減っていきます……。

そして、0になった瞬間、軍団リーダーが台前に到着。

これはシンフォギアシリーズのパンク時の写真。衝撃の瞬間を目の当たりにしたリーダーは、この顔と全く同じ顔をしていました。

鏡かよっ!!

マスクをも通り抜けない程度の小声ツッコミを繰り出す私。
そして、、笑いも、、止まらず……!!

マスクしていなかったら確実にボコられていたんじゃないかってくらい笑っちゃいました。まぁ知らない人、しかもパチンコ初心者に打たせてしまった自分がワルイノヨ……笑。

で、現場はというと。
唖然としていたリーダーが2秒で鬼の形相へと変わり、スパルタ指導開始!!

が、時すでに遅しっ!!

彼が正しい打ち方を知ったあとに消化した2つの保留はハズレ、あえなく最終決戦終了……。ちなみに最後の保留は赤いパネルの響でしたが、絶唱したあとに余力なんて残っていませんよね 笑。その直後、彼はリーダーに連れられ、その台は空き台となりました。「2連 出玉390玉」という謎の履歴を残して……。パチンコ業界にとって軍団はない方がいいと思ってる私としては、笑いが堪えられないできごとでした(さすがに性格悪いかな??)

 まぁいくら稼げるのか知りませんけど、軍団の人はよく赤の他人に自分の金を任せられるなぁ〜と思ってみています。しかも今回のことに関して言えば完全なる素人!! 軍団って人を募集するのも技術が必要なんでしょーね。優秀台でもハンドル握ってりゃ儲かるわけじゃないから。何はともあれ、パチンコは自分のお金でやらないと面白くないと思うよ!! 打つ側も打たせる側もね!! 

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